7/19~8/9まで、休暇とテレワークを組み合わせて、
熊本の実家で過ごしました。
今回の目的は、父の手術・入院・退院後の付添、入院している母の転院先と、
父の老人ホーム入居先探しでした。
そして、いつも用事のためだけに帰省していましたが、今回は3週間の滞在で
土日もあり、自分のために使う時間をもってもいいのではと思い、父にも
了解をもらい、九州の山にも登ってみようと思いました。
約3週間の間に両親の入居先のめどがつき、地元に愛される八代市街を望む
竜峰山(517.2mm)、久住山(1786.5m)にも登り、Wi-Fiがなく、
イマイチな通信状況で苦戦しつつも仕事もできて、おおかたの目標を達成して
帰途につきました。
熊本空港を離陸して、次第に地面から離れる景色を眺めていました。
老人ホームの見学や特徴、一長一短で決められなかった。
というより空きがなかった。
父との会話には、たくさんの情報は詰め込めない。
父に理解してもらうためには、父の様子とこちらの気持ちの整理、
話すタイミングが大切だ。
父が根気強く理解しようと努力している様子がみてとれるが、一度にたくさんの
情報をつなぎ合わせて理解するのは難しくなっていた。
想定外に発生する仕事、老人ホーム見学予約手配、退院する父を迎えに行く日、
猛暑のなか車のエアコンの故障、術後の父のケア、規則正しく食事を摂りたい
父との食事の用意…
片時もスマホが手放せない。
Wi-Fiがない状況を気にしつつ、インターネット情報に頼りきっている日常を実感。
毎日毎日、スマホや家電を使って、たくさん電話した。途方に暮れる。
でも、なぜか元気でいられた。なぜだろう…
以前と変わらない阿蘇の山並み、夕焼け、田んぼをわたる風。
私自身が、普通に身の回りにある自然に癒されたんだと気付き、そんなこと
あるんだと改めて驚きました。
自分がやりたいこと、そして生活ができることって、情けないかな案外、
すぐ言葉にならなかったりする。
これまで10数年、なかなか進まなかったことが、一気に前進。
物事がスムーズに決まっていく。ほしい情報やほしいものがサクサク見つかる。
こういうのって偶然ではなく、必然。
少し先の未来はわからない。
でも、ワクワク感があって、こうしたいな、こうやったらいいよね、と
楽しみを見つけたり、笑顔を考えると思いもよらない展開に出会えたりする。
欲ではなく、真に自分のため、ひいてはだれかのためになること、
そうやって生きていきたい。
コメント