私のレポート ~前世から今世~

私のレポートの作成を高木先生にお願いしたのは、2016年頃だったろうか。

私のまわりのセラピスト達は、次々にレポート依頼していたが、私は

なかなかレポート依頼の決心ができなかった。

ひとつは自分のレポートを知る意味が見いだせず、それにかかる

費用対効果みたいなものに決心ができなかったこともあるけど、それより

『恐れ』だったのではないかな。

なんに対する『恐れ』だったのか。

それは、占いではない真実を知ることに対しての恐れだったのでは。。

レポート作成をお願いしようと決心したのは、このままじゃだめになると、

漠然と思ったことと、先生のお命のタイムリミットが迫っていて、

同じ今世にいる間でないと一生わからないままになってしまう、と

思ったことだったと思う。

思い切って高木先生に連絡すると、運よく高木先生のスケジュールに余裕があり、

レポート作成依頼をお引き受けくださり、作成して頂いた。

高木先生は、エネルギー体となって、依頼主の過去世をみてくることができる

そうだ。

こんなことを書くと、なんかへんな世界にかぶれている、と思われそうだけど、

天上界と繋がっていて往来できるひとは、存在すると思う。

”できるそうだ”と表現したのは、私が、高木先生が過去世をみにいっている場面を

直接目撃したわけではないから、あえてそのように表記しているだけです。

レポートは高木先生から直接受け取り、その場で内容を説明して頂き、質問に

答えてくださいました。

レポートは、私にとっては衝撃的に『いい内容』だった。

なぜなら、私は直前の瞑想で、自分の過去を『みて』いて愕然としていたから。

◇私がみた自分の過去世◇

そこは、どれだけ長い時が流れたのかさえもわからないほどの重い空気が漂う空間。

暗黒で、どっちが上か下なのかもわからない、どろどろの暗黒の沼で、もはや

ひとはひとの形をとどめておらず、意識だけがうごめいていた。

ひとびとは、ただただ、言葉にならない恨みや妬み、後悔を延々と語っている。

そんななか正気を保つのは本当に苦難だったが、私はその暗闇からなんとしても

抜け出したいと思っており、希望という文字さえもないなか光を信じて、

時間の感覚がわからないなか、上ばかりをみつめていた。

そのとき、スーッと1本の白く輝く細い糸が下りてきた。

信じられない思いだった。糸は、自分の手の届かないところに下りるかもしれないから。

でもその糸は自分のところへ下りてきた。

しかし、こんな細い糸では、ここにいるひとたちがつかまっても重みに耐えきれず、

切れてしまうに違いない、と絶望して周りをみた。

ところが、周りはその糸には無関心で、変わらずうめいていた。

この糸は、周りには見えないんだ、私にしか見えないんだ、とわかった。

その糸につかまると、すーっとその糸は上にのぼり始め、重い時空の暗黒の海が

眼下に広がっていた。

私は、長い間地獄にいたのだ。それほど、重い罪を重ねたのだと思っていた。

高木先生のレポートには、そういったことは一切書かれていなかった。

先生、私はこんな”いいひと”ではないと、私がみた自分の過去世の話をすると、

先生は、一瞬私の過去をざーっと見返す様子で「ないわね。あなたの過去世みてきたけど。」と

笑った。

私も自分でみた確信があったので、納得できないでいると、「おそらくお勉強しに

体験したんでしょう。だって、そこに書いてあるようにあなたは何の苦労もなく

よいひとになったのだから。正反対を体験しておかないと、いいところばかりにいては、

わからないからね。だから、光があなたのところに下りてきたのよ。

それは、魔界に下りてくる光とは違うわね。」とのコメントで、不思議と納得したのだった。

先生のレポートによると、良すぎた過去世が本物かどうかを私は今世で試される、という

内容だった。

『物事の価値の優劣、何が重要で何が重要でないか、よく考えて悪しき平等主義を

捨てなくてはならないことも学ぶ目的がある。』

具体例でいうと、どいうことなんだろう。。。

高木先生、教えてほしい。

私にわかるように、イメージしやすいように教えてください。

天上界と繋がっておられた高木先生の本『掘り起こされた真実』。

裕古先生が高木先生から原稿を託され、出版されたもの。

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