絵蝋燭

こんなゆったりとした時間を持てる日がくるとは。

庭の花を摘み、花瓶に挿し、自然と共生する暮らしにずっと憧れていた。

まさにいま、それを体感している!

朝はお仏壇の前でお香を焚く。

まだ薄暗い早朝の部屋や玄関の扉を開けたとき、ほのかにお香の香りがする。

各部屋のカーテンを開けてまわると、猫さんたちが朝ごはんの催促で足元に

まとわりついてくる。

猫さんたちに朝ごはんをあげて、ストーブに火をいれるとオレンジの炎がゆらめく。

井戸水をくみ上げているお水をやかんに満たし、ストーブにかける。

NHKのニュースは、首都圏のニュースから九州のニュースに切り替わる。

珈琲メーカーで淹れた珈琲を味わいながら時計を見ると、ああ、この時間は

本日のごみを持って、もう出勤していたなあ、と思う。

トイレは居心地よく。ペパーミントとティーツリーをブレンドして作ったアロマスプレーを使って

お掃除すると、スーッと清浄な空間になる。

陽が昇ってくると南側の部屋は暖かい。

こんな幸せな時間は、これまでがんばってきた思いがけないご褒美と考えてよろしいか。

この日課、ずっと続けられたらいいな。

<絵蝋燭>

10数年前、母と福島旅行をした際、蝋燭作りの職人さんのお店で買い求めたもの。

まだ色褪せずにいてくれている。もったいなくて火を灯せない貧乏性(笑)。

福島では絵蝋燭がほしいと旅行前から思っていた。

それは私の過去世のひとつは、福島の市井で絵蝋燭にまつわる暮らしていたことがあったから。

だからほしいと思ったんだ、と後に知ることになる。

自身の過去世のひとつを知ったのは、「見えない世界を感じ取る感覚をもっていていい」と

裕古先生が気づかせてくれたことに始まる。

行きたい場所に行ったとき、手に入れたもの。

お土産もいろいろありますが、手元に置いておきたいものには、意味があります。

旅先で手に入れたもの。あなたにはどんな思いがありますか?

ものと会話してみると、思わぬ気づきがあるかもしれませんよ。

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