冷たい悪寒は腹式呼吸が効果的

その日、いつもの朝のルーティンを済ませ、椅子に腰かけて珈琲を飲もうと

したときだった。

なんだかおかしいな。背中と肩と首の後ろが重く、不快な感じがする。

身体の中心が冷たい。

朝起きたときは、いつもと同じだったのに。。

もしかして、コロナ?いや、なんか違う。腕がぞわぞわする。

風邪の引き始めの悪寒と似ているが、違う。

原因はわからない。

こんなときは、原因はもう考えずに、身体から抜けてもらうことに

集中するしかない。

先生から教えてもらったように、背筋を伸ばし、両足をしっかり床につける。

チャクラを意識して、天と大地のエネルギーを感じ取る。

呼吸も大事で、まず、しっかり口から息を吐き出して、お腹を膨らますように

新しい酸素を体内に取り入れ、口からゆっくり吐き出す。

この腹式呼吸を5回以上、ゆっくり繰り返す。

身体が温まってきて、冷たい悪寒が消えるまで繰り返す。

冷たい悪寒と不快感が消えたら、手足を軽く振って余分なエネルギーと

邪気をはらい、温かい白湯を飲む。

今回は、これで抜けてくれた。

ふと、「あれはなんだったんだろう」と思うけど、そこに思いをはせても

意味はない。

思い当たるとしたら、その日は数日前に回覧板にも告知があったが、共同墓地の

清掃を呼びかける町内放送が流れていた。

うちはたまたま前日、やっとお墓参りをしてお花を活けかえたので、

行かなくていいと思った。

そのときに共同墓地の風景を思い浮かべたので、マッチングしたのかも

しれない。

気を付けていたのだけど、数日前のお墓参りのときから始まっていたのかも

しれない。

いずれにしても抜けてくれた。

ただそれだけで、ここに思いをおかないことだ。

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