鳩のつがい

毎日、椿の蜜をめあてに、メジロやミツバチたちが訪れる。

ミツバチは足に黄色の花粉をためて、それはまあ一生懸命働いている。

私が顔を寄せてみつめていると『蜜を狙うよそ者がきたぞ!』とばかりに

ブーンと威嚇?され、追い払われている。

ミチバチたち、蜜を持ち帰って命をつないでいくんだね。

あなたたち、大きなはぐくみの歯車のごく一部で、遺伝子に

組み込まれているプログラムだけど、 そこで真剣に働く姿は美しく、

見惚れてしまう。

陽が昇ってくると鳩のつがいもやってくる。

毎日、必ず一緒にやってくる。

仲いいなあ。

鳩は、生涯同じパートナーと生きるそうで縁起がいいとか、

ノアの箱舟では、オリーブの枝をくわえて戻ってきて、

水に覆われれた地球に大地があることを知らせるとか、

平和やいいことの象徴だそう。

まあ、ウチにもそんないいサプライズがあるといいけど、

特にスピリチュアルなメッセージはなさそう(笑)。

白や金色のなにか特別な鳩さんたちじゃないし。

でも、キジバトさんたちがのんびり毎日ごはんをついばんでいる姿は、

ほんわかするし、近寄ると『ヤバイ!逃げるぞ』とお互いを

思いやるような様子で飛び立っていくし、日常のどうってことない

風景に癒されていることは間違いない。

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